2017年12月に発売となったスズキの新型クロスビー。 テレビでもCMを目にすることがあり、どんな車なのか気になっている人も多いのではないでしょうか?
最近はユーザーへのデリバリーも追いついてきたようで、街中で見かけることも増えてきましたね。
今、スズキが推している車種の1台とも言えるクロスビーですが、購入を検討するときにはある程度の情報が欲しいと思います。
そんな クロスビーに実際乗ってみて、どうだったのか 感想を書いてみますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
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クロスビーの乗り心地・加速性能・安全性
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/styling/img/img09.jpg
「乗り心地」というものをどう評価するかは人それぞれですが、クロスビーを選ぶ人はスポーツ走行やハンドリングよりも、シートの座り心地や運転していての疲労感が気になるのではないかと思います。
クロスビーの乗り心地
クロスビーを運転して感じたのは 「サスペンションが柔らかいなぁ」 ということです。
足回りが柔らかいということは、道路の段差などの衝撃が和らぐという利点があります。
実際に乗ってみて、少々の段差や砂利道程度では腰にくるような衝撃はほとんどなく、うまく衝撃を吸収しているなと感じます。
この優しい乗り心地は長距離運転においても疲労感をあまり感じさせないのではないでしょうか。
ただし、足回りが柔らかいということにはデメリットもあります。
足回りが柔らかい=カーブでロールしやすい という点です。
クロスビーに乗っていて、カーブにそれなりの速度で侵入すると少しアウト側にふられる感じがあります。
しっかりと減速していればそこまで問題にはなりませんが、急カーブが連続するような山道では気になってくる人もいるでしょう。
また、この足回りの柔らかさは高めの車高とあいまって、高速走行時に巡航速度が高くなってくるとフワフワした接地感になってくるかもしれません。
クロスビーの加速性能
「加速性能」に関してはこのクラスでは十分 なものがあると感じました。
1.0L直噴ターボのエンジンは最高出力99psとコンパクトカーとしては標準的なパワーとなっています。
ここにスズキ車の特徴でもある軽い車体(クロスビーだと960~1000kg)があわさると普段使いではまず加速に不満を持つことはないでしょう。
乗ってみたのは4WDモデルでしたが、青信号になってからの発進はスムーズでしたし、少しアクセルを踏み込んでみるとグッとトルク感のある加速をしてくれました。
制限速度+10km/hほどの速度域であれば、高速道路での合流や追い越しでも特に不安を感じることはなさそうです。
クロスビーの安全性
「安全性」について言及すると、スズキのセーフティーサポート(MZでは標準装備)によって、車から色々なサポートを受けることができます。
クロスビーに搭載されているセーフティーサポートの内容は以下のようになります。
全方位モニターに関しては対応しているナビを選ぶ必要がありますのでご注意ください。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/safety/img/img04.gif
エアバッグについては、運転席・助手席エアバッグが全車標準装備、フロントシートSRSサイドエアバッグとSRSカーテンエアバッグはHYBRID MZとHYBRID MX スズキ セーフティ サポートパッケージ装着車に標準装備されており、最大6つのエアバッグがいざというときに作動してくれます。
そのほかにも、目視できない助手席側前輪付近の障害物を、ドアミラーの角度を変えずに確認できるサイドアンダーミラー付ドアミラーや、車両盗難抑制装置などの安全装備がついており、スズキの安全性に対する取り組みがふんだんに盛り込まれています。
クロスビーのスペック
MZモデルの主要諸元表をもとにクロスビーのスペックを紹介していきます。
エンジンスペック
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/performance_eco/img/img02.jpg
99PSの直列3気筒直噴ターボエンジンに3.1PSのモーターを合わせたマイルドハイブリッドエンジンを使用しています。
試乗したときの感想としては、ターボと回生エネルギーのおかげで低回転域からしっかりとした加速をしてくれます。
試乗したのは4WDモデルでしたが、全てのタイヤを使っての力強い加速を感じました。
一般的な仕様であれば下道でも高速でもパワー不足を感じることはないと思います。
高速道路でものすごく飛ばしている車の後ろについていく…という状況くらいにならないとパワー不足と思うことはないでしょう。
燃費は2WDで22.0km/L、4WDで20.6km/L(JC08モード)となっており、フルハイブリッド車に比べると少し物足りなさは否めません。
実際に使用すると4WDモデルで13~15km/Lほどになるのではないでしょうか?
ある程度の走行性能を兼ね合わせるため燃費の面は仕方ないのかもしれません。
燃料タンクは2WDで32L、4WDで30Lなので航続距離は400㎞前後になりそうですね。
これは少し短いと思われますので、今後のマイナーチェンジなどでの改善が待たれます。
クロスビーのガソリンタンク容量は30L!?実燃費と航続距離は?
車体サイズ
車体サイズは、全体的にコンパクトなつくりになっています。
- 全長 3,760mm
- 全幅 1,670mm
- 全高 1,705mm
- 最低地上高 180mm
- 車両重量 960kg(2WD)/1,000kg(4WD)
他社のコンパクトSUVは軒並み全長4m以上ですので、いかに車体が小さいかがわかると思います。
車体はコンパクトですが、車内は広く感じるのでクロスオーバー「ワゴン」とスズキがいうのも納得です。
高い天井と大きな窓、高い視線などによってそう感じるのだろうと思いました。
最低地上高がしっかりととられているのはSUVならではで、少々の悪路なら心配せずに進入していけます。
最小旋回半径は4.7mとかなり小回りが利く 数字になっています。
狭い道などでもあまり不安を感じることはないでしょうし、運転に不安のある人にも安心できる数値です。
実際に乗ってみて、少し狭い道にも入りましたが、特に不安を感じることはありませんでした。
少し心配なのは 軽い車重と高い車高なので、強い横風などには弱いのではないか? ということです。
悪天候での高速走行時などでは少し気を付けなければいけないかもしれません。
クロスビーの試乗ポイント
クロスビーを試乗するのであれば、まず乗る前に外観、そしてシートアレンジなどについて確認してみてください。
可愛らしい見た目からは意外なほど荷物も人も運べるというのがわかると思います。
特にシートアレンジはバリエーション豊かで色々なシーンでの想像が膨らむと思います。
私のおススメは、 前席を倒し切って後部座席とつなげて広々としたソファのような空間 を作り出せるものです。
クロスビーのシート!座り心地やシートアレンジ・カバー・ヒーター等
次に、走行前にメーターやインパネ周りのボタンの多さ=機能の多さに注目して、どのような機能があるのか販売員の方から説明を受けてみてください。
4WDモデルですと、4つの走行モードなどが付いてきます。
試乗時に試してみることができるのはスポーツモードくらいですが、様々な走行状況に合わせて車が手助けしてくれるというのがわかります。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/performance_eco/img/img14.jpg
メーター横のディスプレイは色々な情報を知ることができますし、アイドリングストップの調整までできます。
このアイドリングストップの調整の違いでどこまで燃費が変化するのかがデータとして気になるところですね。
ディスプレイから得られる情報としては、 ガソリン残量だけでなく、今の残量と平均燃費からあとどれくらい走れるのかがわかるというのが便利 だと感じました。
特にドライブでガソリンスタンドの少ない地域を走っているときにはいつ給油しておくべきかの目安になると思います。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/interior/img/img03.jpg
実際に試乗でクロスビーを走らせるときは、 乗り心地と加速性能を確認 してみてください。
柔らかいシートと柔らかい足回りによる優しい乗り味と、アクセルを踏めばしっかり加速してくれる感覚 は実際に乗ってみないとわかりません。
可能であれば少し路面の荒れたところを走らせてもらって、SUVぽいところを体験してみてもいいと思います。
クロスビーの試乗まとめ
実際にクロスビーに試乗してみて、やはり乗ってみないとわからないことが多いなと思いました。
乗り心地、走行性能、外観・インテリアのデザインや使い勝手、装備されているもの、どれをとってもこのクラスの「遊べる車」としては十分合格点にあると感じます。
運転してみた感想としては好印象のものが多く、特に私のように古い車にずっと乗っていてそろそろ乗り換えを考えている人にとっては、最近の車の快適さと多機能さに驚かされることになると思います。
購入をかなり前向きに検討されている方には2つあるモデルのうち、 HYBRID MZの方をおススメ します。
機会があれば書きたいと思いますが、価格の差と装備の内容の差を考えると「 MZを選ぶ以外に選択肢はない! 」といっても過言ではありません。
2WDと4WDは購入後の使い方で決めるといいと思いますが、燃費と積載力は2WDモデルの方が上となっています。
逆にアウトドア、特にウィンタースポーツをよくするという方には4WDモデルの方が良いのではないでしょうか? また、試乗後はなるべく好印象をもったという風に伝え、購入を前向きに検討したいという姿勢を見せておくと、販売員の方も色々な面で協力的になってくれると思います。
スズキでも今推している1台だと思いますので、気になる方はお近くの販売店で試乗してみて損はないでしょう。
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