クロスビーのトランスミッション(変速機)はCVTではなく実力派の6ATです。
しかも、ステアリングにはミッションのように手動でシフトチェンジできるパドルシフトが付いているのです。
筆者が実際に3店のディーラーを廻って試乗し、営業マンや整備工の方々に教えて頂いたことを根拠に、クロスビーの6ATの実力やパドルシフトの使用感についてお伝えいたします!
ちなみに…
ディーラーを廻った3店の内、2店のディーラーで担当頂いた方は自分でクロスビーを購入されていました。
さらに、そのうちの1人は遠方からクロスビーで通勤しているとのことでした。
※Xbeeを手に入れる近道
Xbeeの軍資金を貯める近道はマイカーの高額売却。リクルートが運営するカーセンサーは、複数業者へ査定依頼できる無料の一括査定サイト。これを使ってクルマを買い替えるのもありですね。入力も約1分です。
クロスビーのトランスミッションがCVTじゃなく6ATである理由
クロスビーはトランスミッションは、全車オートマの6速ATが採用されています。
オートマには大きく分けてATとCVTの2種類あります。
- ATとは…
トルクコンバータを使用して変速制御を自動化するトランスミッションです。
6ATなら6段階式の自動変速となります。
車種を問わず採用されている主流なトランスミッションです。 - CVTとは…
プーリー(滑車)とチェーンやベルトを組み合わせて使用する無段階式のトランスミッションです。歯車は使用しません。
燃費は良いのですが、伝達効率がATより劣ります(特にハイギアになったときに効率が悪化)
軽自動車やコンパクトカー等の小型車を中心に採用されているトランスミッションです。
ここで筆者はふとこんな疑問を感じました。
『他社メーカーはどんどんと燃費の良いCVT車を出してくるのに、なぜクロスビーは6ATなの~??』
その理由は、実際に試乗してみてわかりました!
まずアクセルを軽く踏み出すと…
「群を抜く発進の加速性能の高さ」です。
発進時のストレスはまったく感じられずに快適に走行できます。
正直1000ccの車とは思えないスペック以上のトルク感♪
直噴ターボとマイルドハイブリッドの組み合わせが十分に生かされていると感じました。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/
そしてグングン加速すると…
排気ガスが外に出る勢いを利用してターボが有効に働きエンジン内に空気を取り込んでくれます。
ここからが6ATの本領発揮!!
6ATはターボで得た力を、効率よく伝えるので高速での伸びや静粛性・快適さにつながるのです。
クロスビーのエンジンは正確には「K10C型:996cc 直列3気筒 直噴DOHCターボ」で最高出力も「99馬力」です。
排気量は1リッターですが直噴ターボのエンジンは99馬力でパワーは強力です。
このクロスビーのハイパワーを十分に引き出すには伝達効率の悪いCVTでは役不足なのです!!
なので、クロスビーのハイパワーを余すことなく発揮できる6ATが採用されているのです。
そして、乗り心地と操作性も抜群で二重丸です!!
コンパクトカーとは思えない使い勝手の良いように考えられています。
アイドリングストップもエンジンの再発進も分からないくらいスムーズに静かに動くのでまったく違和感がありません。
6段階の変速ショックを少なくなっているので総合的に考えてもよく考えられていると感じました。
スズキはバイクとエンジンを作っている会社なので、やはりかなりエンジンの性能にはこだわっているようで、このクロスビーにギュッと凝縮されているように思えます。
クロスビーはまさしくエンジンを自社で作っているプライドを感じられるコンパクトSUVと言えるでしょう。
スズキ・クロスビーは全車ターボエンジン搭載!排気量1Lの馬力は?
クロスビーはオートマのみ!でもパドルシフトでMT気分♪
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/
街乗りや山道で自分の感覚で変速させてグイグイ走行するのが好きな、ミッション派の人も多いと思います。
残念ながら、クロスビーは全車6ATのみが採用されており、手動ミッションが装備されているグレードはありません。
しか~し!
ステアリングにはミッションのように手動でシフトチェンジできるパドルシフトが付いているのです!
このハンドル横にあるパドルシフトでMT(セミマニュアルモード)に切り換えられ思うように自分の運転ができるのでミッション気分を味わえることができます。
このパドルシフトはクロスビーの全車(Hybrid MXとHybrid MZの両方)に標準装備されています。
実際上り坂を走りましたが全くと言って非力感はありませんでした。
とても爽快です!
エンジンフィーリングもなかなか良好で、伸びやかで気持ちいいエンジンです。
シフトチェンジもスムーズで快適そのもの♪
エンジンを自社開発しているスズキのこだわりがあって、この6ATとパドルシフトの組み合わせはなかなか面白いと思いました。
パドルシフトでMTにチェンジし実際に山道の登り坂でも力強く走り思うように引っ張れるし、MT好きの人にはたまらない走りが楽しめそうです。
クロスビーのエンジンは、直列3気筒1リッターターボを搭載し、マイルドハイブリッドによるモーターアシストも併用しています。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/
トランスミッションの6ATは、CVTと比較すると燃費でこそ劣りますが、直列3気筒1リッターターボの出力を余すことなく伝える事ができます。
燃費もマイルドハイブリッドのモーターアシストでソコソコの燃費に抑えることができます。
これにパドルシフトの楽しさが加わると、「鬼に金棒」ではないでしょうか。
クロスビーの6速ATの実力!最高速度は200km?
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/
実際に、高速道路を走りましたら100kmまであっという間にスムーズに無理なく加速しました。
ホントに加速感が抜群なんです。
ある一定の回転数からターボでエンジンを噴射するので加速力がでるのですが、このターボの力を6ATがしっかりと受けとめてくれます。
スピードメーターが200kmまであるのは、6ATの実力の証しといっていいでしょう。
改めて、このクルマになぜ6ATが採用されたのかを実感できました。
高速の合流も、加速感が良いのでスムーズにストレスなく合流できますよ!
クロスビーは、ターボの力を伝えやすいようにCVTではなくATが採用され、
細かく変速し変速のショックを少なくなるように6段階変速の6ATで設計されています。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/
それが燃費の良さにもつながっているようです。
とにかく変速のショックが少ないので快適な走行ができるのが最大のメリットだと思いました。
おまけにエンジン音が静かなのが嬉しい!
減速時など約9km/h以下になるとアイドリングストップが働いてエンジンが停止。
そして加速時には充電した電力を活かしてモーターでエンジンをアシストすることで、さらなる燃費の向上を実現します。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/
クロスビーは、コンパクトでありながらのこのSUV感は凄いの一言です。
全体的なSUV感に加え、フロントのノーズ部分が少しだけ出っ張っているところなんかミニクロスオーバーに近づけた感じもあり、センスのいいフォルムに仕上がっている印象を受けました。
とてもオシャレなコンパクトSUVだと思います。
クロスビーのトランスミッション まとめ!
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/
そろそろまとめに入りますが、
クロスビーの最大のメリットは、
「6ATのトランスミッションで直噴ターボエンジンのハイパワーを余すところなく発揮できる!」
という点です。
CVTに比べると燃費は劣りますが、
「6段変速でトランスが細かいので変速のショックが少ない快適な走行ができる」
という点も評価できます。
アクセルを踏んだ時に「力をグーンと増幅させる」軽やかさは、ターボ付きとはいえ低排気量1000ccのエンジンとはとても思えません。
このランクで他社には無いと言っても過言ではないでしょう。
クロスビーはトランスミッションがCVTでなく6ATが採用されたのも、そのパワフルさを受け止めるためだと考えます。
CVTはハイギアになったときに効率が悪化するという性質上、パワフルな車ではパワーを持て余してしまうのです。
ATだからといって、ギアチェンジ時の揺れはあまりありませんし、CVTを採用した車に負けないくらいの乗り心地がとても良かったです。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/
街中ではキビキビ走り、高速道路や山道ではエンジンのパワーを活かして小気味良く走ってくれます。
セダンより座席の腰が高いので視点が高くなるので運転しやすいし、最低地上高も高いので、未舗装路などの悪路での段差も気にしなくて済みます。
タイヤも大きめのサイズで、ガタガタ道も軽やかに走行できます。
とにかくよく走り、よく曲がり、よく止まります。
街中でも悪路でも高速でも使い勝手は抜群です。
アイドリングストップもエンジンの再発進も分からないくらいスムーズに静かに動くのでまったく違和感がありません。
セルモーターが鳴るのが嫌だと思う人にはうってつけでしょう。
「走り」以外の部分に触れますと…
外寸は、他社の標準的なコンパクトカーに比べ全長が約30cm前後短いから取り回しがとても良いので爽快です。
室内空間は、天井は高く車内のシートアレンジができるなど、他社には無い工夫が施されています。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/
いわゆるカユイ所に手が届くといった感じで、
リアシートを前後に移動できる。
取り外し可能な床下収納など
かなり試行錯誤された感が所々に創意工夫として表れています。
気になる積載力も、キチンと収納スペースがこれでもかというくらい施されていますし、助手席の下が大きな収納スペースになっているのも感動しました。
収納スペースをこれほどうまく作っている車は他に例を見ないと思います。
安全性として自動ブレーキが前後に装備されている点も評価できます。
また、意外に役立ちそうなのが“先行車発進お知らせ”という機能。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/xbee/
つまりうっかり出遅れを予防する警告機能です。
赤信号でスマホに見惚れている人にはピッタリかも・・・。
予算や家族とのドライブのことを考えているがコンパクトカーでパワーがほしい!
というような方に、クロスビーはぴったりの車だと思います。
※Xbeeを手に入れる近道
Xbeeの軍資金を貯める近道はマイカーの高額売却。リクルートが運営するカーセンサーは、複数業者へ査定依頼できる無料の一括査定サイト。これを使ってクルマを買い替えるのもありですね。入力も約1分です。※業者との連絡をなるべくメールにする方法
車一括査定のカーセンサーは申込直後に殺到する電話をメールにできる?